田舎であればあるほど防犯意識というものは薄いのかもしれません。
私の実家は周りが山に囲まれた田舎です。
近隣住人のほとんどは、ほとんどが顔見知りでこの地域に住んでいる人たちばかりです。
大きなマンションもなく、いわゆる先祖代々住み続けている一軒家がほとんどで、どこにだれが住んでいて、その家族も全員知り合いだったりします。
それ故に、近くに出かける場合はドアに鍵をかけるという意識がないように思われます。
家の玄関も、昔ながらの木製引き戸が多いし、鍵もそれに合わせて、簡単な昔ながらのものです。
今も一人で実家に住んでいる母に、引き戸を替えるのは大変だけれど、なにかしら対策を講じるよう進言しています。
はたしてその気になるかは、疑問です。
私はというと、実家より市街地に住んでいるため、昔からの知り合いといっても20年程度の付き合いだし、隣近所くらいは分かるけれど、新しく引っ越して来た人たちについては、まったく分かりません。
そのためか、防犯意識が強いと思っていましたが、昨今のニュースで、ピッキングで簡単に開錠できるだとか、空き巣の被害などを見聞きして、改めて自宅の玄関を確認してみました。
我が家は大阪で築20年程度の一戸建て、建てた当時はドアに鍵が2個付いた、1鍵2ロックです。
しかしこれも割りあい簡単に開錠できるシリンダー錠で、セキュリティが万全とは言いがたいです。
そのうえ、これは家族の意識の問題ですが、鍵の閉め忘れが多いのです。
間違えなく閉めたつもりが、2個あるうちの片方しか閉めてなかったり、徒歩圏内に出かけるときには、かけないで出たり、かなり危ういです。
紛失もあります。
失くすたびに交換しなければなりません。
そこで最近、シリンダー錠ではなく別の種類に替えようかと検討しています。
カード鍵や電子鍵なら、シリンダー錠よりセキュリティが高い気がします。
もちろんどれも一長一短あるのでしょうが、大事な家族と家族の財産を守るために、大阪の鍵交換業者で少し調べて検討してみたいと思っています。