泥棒を撃退した老女

3人の泥棒を杖で撃退したドイツの老女が話題となったことがありますが、泥棒を自分で撃退しようとする行為は非常に危険です。
大阪の東淀川区では、無施錠だった窓から男が侵入、キャッシュカードと通帳が盗まれるという事件が発生しています。
この事件では家で女性が寝ていたというのですから、些細なきっかけで悲惨な事件になったとしてもおかしくありません。
同じく大阪の阿倍野区では、男性が自宅にいたところ、無施錠のドアから侵入され現金500万円が奪われる事件も発生しています。
日本各地で強盗事件が起こっているのですから、大阪で再びこのような強盗事件が起こったとしても不思議ではありません。
事件を未然に防ぐには、不審者を家に入れないことが大切です。

鍵は大丈夫ですか

たとえ家に人がいたとしても、無施錠のままにするのは非常に危険です。
ドイツの老女の時のように、杖で撃退できるような泥棒ばかりとは限りません。
不審者を家に入れないためには、防犯対策をしっかりすることが大切です。
無施錠などもってのほかですが、あなたの家の鍵は大丈夫でしょうか。
鍵をかけていても、防犯性能の低い鍵では簡単に侵入される場合があります。
意外に思われるかもしれませんが、鍵は消耗品なので約10年ほどで交換しなければなりません。
頻繁に鍵を使っているお宅では、もっと短いスパンで交換する必要があります。
もし、鍵に何か違和感を感じたなら、すでに交換時期が近付いているかもしれません。
築10年以上のお宅は、鍵の交換を検討されることをおすすめします。

外周の防犯も考えましょう

鍵を交換する時は、一目で入りにくそうだと思われるようにすることが大切です。
鍵が1つよりも2つのほうが入りにくそうに見えますし、玄関が頑丈そうに見えればそれだけで侵入するのをやめてくれるかもしれません。
侵入されなかったとしても、鍵が壊されるだけでも嫌なものです。
侵入窃盗被害に遭った住宅の約3割が一戸建てだといいますから、侵入窃盗犯を寄せ付けないために家の外周の防犯を考えることも大切です。
どのような外周の防犯があるのか、少し調べてみてはいかがでしょうか。